急激に膨張した精の固まり

「よし、お尻をこっちに向けて。」

 

机から下りると、聡志は、美奈代の腰を掴むと半転させてうつ伏せにし、両脚を引っ張り出して床に立たせた。

 

高いヒールを履いている美奈代の尻は、聡志の男根の前にいい具合に突き出される格好になる。

 

「ううっ」

 

後ろから蜜壺に肉剣を突き立てられて、美奈代は机上に手を突いて上半身をのけぞらせた。

 

聡志は、美奈代の腰を両手で掴んで、したたかに女陰を太い肉棒で搗きこねる。

 

美奈代は前腕部を机上にのせて上半身を支えたが、聡志の力強い腰の律動に共鳴して、大きく張った乳房がユサユサと揺れる。

 

「あふっ、くぅ、あっ、あっ」

 

美奈代は大きな声を上げながら、聡志の欲棒を蜜壺に迎え入れた。

 

プリプリッとした媚肉の弾力、微妙な襞の動きが、仕事では味わえない交合の快感を聡志に与えていた。

 

成熟した女の花園は熱い淫液でたっぷりと満たされ、欲棒をすっかり濡らしていく。

 

聡志が身を離し、美奈代の両脚を抱えて机の上に投げ出したとき、彼女は躯をねじるような格好で、そのままとろけてしまっていた。

 

聡志は美奈代の躯を仰向けに返し、両脚を開くと、その間に腰を突き入れた。

 

「はあうっ、はうっくっ」

 

躯の正面からズブズブと肉剣に貫かれ、美奈代は豊満な乳房がこぼれ落ちないように両腕に抱えるような格好でのけぞり、喘いだ。

 

聡志が太い欲棒をゆっくりしたリズムで出し入れし始めると、

 

「そうよ、うっ、それ、いい、ああっ、どうかなりそう。」

 

と叫び始めた。

 

聡志は、上体を倒して美奈代の口をふさぎ、舌と舌を絡ませながら、抽送のリズムを早めた。

 

美奈代は聡志の上腕部に自分の腕を絡めると、そのリズムに合わせて腰を動かし始めた。

 

ジュブッ、ジュブッ、という大きな音が二人の躯の合間から聞こえてくる。

 

官能の歓びの波が美奈代の全身を洗い、美奈代は女としての最高の瞬間に向かって疾駆していた。

 

聡志も、美奈代の躯を存分に味わっている。

 

肘を使って上体を少し上げると、コリコリとした美奈代の乳首が前後に動いて聡志の胸を擦った。

 

量感のある乳房の動きが伝わり、聡志の性感をいやが上にも高めた。

 

もちろん、男の肌に敏感な乳首を擦られて、美奈代の方もみだらな感覚に身をよじらせている。

 

「トクちゃん、いきそう、もう、いきそう。」

 

「あ、あ、あ、い、く、いく、いく」

 

美奈代は頭を左右に振り、近くにあった机上の書類を手で鷲掴みにして女体をよじらせる。

 

パン、パン、パン、と男の腰と女の尻がぶつかり合う音がした。

 

美奈代は両手でこぶしを作り、肘を突いて上体をアーチのように大きくのけぞらせると、

 

「はあっ、うくぅーーー、うぅーーーっ」

 

とひときわ長く高いよがり声を響かせて、絶頂の歓びに躯を前後に揺すぶって硬直した。

 

「あ、あ、おおぅ、くーーっ」

 

聡志は急激に膨張した精の固まりを抑えることができずに、美奈代の肉壺の奥深くで子種をぶちまけ始めた。

 

ドッピュ、ドピュ、ドピュルルルル、ドピュルルルッ、

 

大量の白濁液が噴射され、狭い蜜壺からあっという間にあふれ出し、媚肉と肉棒の間から、勢いよく浸みだし、垂れ落ちてきた。

 

長く続いた美奈代のよがり声は、最後はため息のような息の音だけになってしまった。

 

時間が止まったかのように動かなくなった美奈代の躯は、ようやく弛緩して静かに机の上に着地した。

 

存分に気をやった女の表情を楽しみながら、聡志は軽く腰を前後に揺すった。

 

快楽の余韻を残しながら、心地よく萎えていく男根が蜜壺から抜け落ちる。