ブラウスの胸元

「ああっ……いいわ……いいっ……」

 

若い荒々しさが私を興奮させる。

 

祐二は、がむしゃらに息を荒げて私の中を突き上げてくる。

 

いつのまにか私の両足は床を離れて、祐二の胴を締め付けるように絡みついていた。

 

揺すり上げては落とすようにされると、奥にまで強い刺激が走り抜ける。

 

「もっと、お願い、もっと……して……」

 

「今日子さん、もう、出すよ」

 

「いやっ……まだ、やめないで」

 

「ううっ……」

 

「あぁん、まだ、だめっ……」

 

祐二が私の奥で射精したのを感じる。

 

私の片足を床に下ろした祐二のムスコは、まだ硬いまま私の中にあった。

 

「このまま、もう一度、するから」

 

「ああっ……」

 

再び腰を動かし始めた祐二に合わせて、私も身体を揺すって応じた。

 

夢中になっていて気づかないうちに、裏口の鍵が外から開けられていて、ドアノブが回された。

 

そっちのほうへ顔を向けていた私には、ドアを開けて社長が入ってくるのが見えた。

 

背中を向けている祐二はまだ気づいてない。

 

社長は黙って私たちに近寄ってきた。

 

はだけたブラウスの胸元から手を入れられて、乳房をギュッと掴まれる。

 

「あっ……」

 

祐二がやっと気づいて、慌てて私から離れようとするのを社長が止めた。