恥ずかしい気持ち

さっきまで壁に寄りかかっていた私の背中は、今は主任の身体に支えられている。

 

前からはタケル君が私の中に挿入ったまま、腰を動かしつづけている。

 

ふたりの男性に身体の前後を挟まれるかたちになった私は身動きが取れなかったけれど、タケル君とふたりだけのときみたいな不安定さはなくなっていた。

 

上半身を主任に支えられ、下半身をタケル君にかかえられて、私の身体は宙に浮いている。

 

落とされないようにタケル君の身体にしっかり脚を絡ませている私は、タケル君に揺さぶられるたびに快感が深まっていくのを感じていた。

 

「あぁーっ、もう、だめっ……」

 

「本当は、もっと欲しいんでしょう?美奈代さん」

 

タケル君に聞かれる。

 

「ちがうわ……ほんとうに……もう……ああっ……」

 

「美奈代さんは、えっちだからなあ」

 

「主任まで、そんなこと……」

 

私をこんなふうにしたのは主任なのに……。

 

「もっと気持ちよくしてあげるよ」

 

そう言って主任がタケル君になにか話しかける。

 

私はもう、ふたりがなにを話しているかなんて、わからなくなっていた。

 

脚が床に下ろされて、後ろを向かされる。

 

タケル君が、また、後ろから挿入ってくる。

 

「あぁん……いいっ……」

 

「まだ、これからだよ、美奈代さん」

 

きっとタケル君のムスコは、すごく大きいんだわ。

 

さっき口でしたときよりずいぶん大きくなってるみたいだもの。

 

もしかしたら主任のものより大きいのかも。

 

 

タケル君が動くたびに、じゅぶじゅぶといやらしい音がする。

 

自分がどうなってしまったのか、わからないくらい身体が勝手に快感を求めてしまう。

 

恥ずかしい気持ちなんかとっくにどこかへいってしまったみたい。

 

「美奈代さん、こっちを、咥えてごらん」

 

「主任……」

 

スラックスのファスナーを開けて、そこから顔を出している主任のムスコは、硬く大きくなっていて、私の顔の前で待ち構えていた。

 

少しためらっていると、頭をぐいっと押される。

 

何度か、口にしたことのある主任のムスコをほおばった。

 

「あ……いいよ、美奈代さん」

 

「ひゃ……ひょ……お……」

 

「話さなくていいから、しっかりしゃぶってくれよ」

 

私の口の中は大きくなった主任のムスコでいっぱいになっている。

 

後ろからはタケル君に激しく突かれまくっている。